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”アプリリア・RS125”、バランサ-ギヤ・ウォ-タ-ポンプの交換

走行距離13,000キロを超えたのが去年の11月・・・・
定期メンテナンスとして樹脂製バランサ-ギヤ及びウォ-タ-ポンプ廻りの部品の交換を思い当り準備してきましたが、この度その作業が終わったのでアップします。

準備した時の記事は↓↓↓
http://norinori-aqua.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-73cf.html

この度の作業は、チャンバーの換装を含めショップさんにてお願いしましたので、作業の画像は自分では撮れませんでした。
ただショップさんで幾らか画像を撮って頂いていたのでそれをアップします。


因みに作業時の走行距離・・・13,900キロ


カウル廻りを取り除きギヤオイルを抜きます。
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ギヤケースカバーを取り除き・・・、クラッチ、各ギヤの様子です。down99205a1a1c2c95213ae90679dda500b6
ショップさんから作業の合い間に電話を頂き、樹脂製バランサーギヤ、アイドルギヤ、ウォ-タ-ポンプのギヤ、それぞれ特に傷んだ様子はありませんでしたと連絡頂いてました。

ウォ-タ-ポンプの部品組み換えの様子・・・down
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ただ、1点だけ問題があり、ショップさんから・・・
”用意したウオーターポンプのシャフトの長さが10mmくらい短く使用出来ない、今まで使用していた物が殆ど傷んでないので再利用出来そうですが承諾頂ければ再使用し作業を継続しますがどうされますか~?”
と、22時頃電話頂いたので、再使用をお願いし組み込んで頂きました。でもじっくり作業頂けるとは言え夜間の作業、頭が下がります・・・・happy02
この使用できなかったウォ-タ-ポンプのシャフトは、アプリリア純正部品ではなく、Rotaxカート部品からインペラを組まれたAssyでの購入でした。
”RS”のウォ-タ-ポンプは、画像の様にケーシング内部にオイルシールが組み込まれていますが、カートにはケーシングが無くオイルシールのみで保持する構造になっている様で、あわよくば使用できるのではと思いましたがこれは共通部品ではないようです。
ただ、この度カート用品で用意したパーツの中でこれ以外は全て使用する事が出来ました。


そして、以下、交換が済み取り外された各パーツをチェックしてみます・・・

下は13,900キロ走行し取り外された各ギヤ・・・・
B1

樹脂製バランサーギヤ
B2

裏側down
B3

角度を変え歯の様子・・・down
B4
見たところ、特に欠損したり傷んだ様子は見受けられず、まだまだ継続使用出来そうです。

因みに・・・この度換装した金属製バランサーギヤですdown
B1
金属製バランサーギヤ(品番:234435  5,279×2=¥10,558)
この金属ギヤに打ち込まれた葉先の合いマークですが、クランクシャフト、バランスシャフト、それに対するバランサーギヤの”合いマーク”ポンチの位置がRS125の”ROTAX122”エンジンとは違うので、RS125に組み込み時に使用されている樹脂製のギヤから写す必要があります。私は前もって調べてここだろうと思った所に印(ピンクで色付け)を付けショップさんに持ち込みましたが、確認して頂いたところこのピンクの印で合っていたそうです。

↓は、上記バランサーギヤを止めていたサークリップと、バランサーギヤとクランクシャフトのベアリングとの間のスペーサー?クッション材?のOリングです。
B94
こちらも殆ど再利用出来そうなほど傷んでいませんでした。
因みに・・・サークリップはこの度、カート用品から出ていたサークリップに変更しました↓
B3
左の方がアプリリア純正部品パーツNo.AP0245650(¥670×2)
右がカートショップ仕様のサークリップ No.945664(¥93×2)
(*価格は私が購入時の価格です、為替レートの変動で変わるかもしれません)

樹脂製アイドルギヤdown
B5
”MADE IN AUSTRIA”の文字が・・・
真ん中の四角い穴はオイルポンプを接続する部分です。
裏側・・・down
B6
クランクシャフトからギヤを介してこのアイドルギヤでオイルポンプとウォ-タ-ポンプを動かしていますが、ご覧の通り殆ど傷んでおらず継続使用出来た模様です。
アプリリア純正品ではなく、カート用品を流用しましたが同じもので使用可能でした。

因みに↓はカート部品から調達した今回装着した物・・・
B4
カートショップで購入・・・・パ-ツNo.634035(¥2,083)
アプリリアパーツNo.AP0634035(¥7,100)

上のアイドルギヤと接続してた”ウォ-タ-ポンプピニオン16T”です。down
B7

裏側・・・down
B8
真ん中の両側の四角い切り掛け部で、ウォ-タ-ポンプシャフトのロールピンを受けていてシャフトを介しインペラを動かしています。
角度を変えて・・・down
B9
葉先も特に傷んでない様で継続使用可能な状態の様でした。
カートショップで購入・・・パーツNo.234415(¥2,093) 
因みにアプリリア純正部品・・・パーツNo.AP234415(¥3,700)


 
ウオーターポンプ交換部品down(右端のサークリップ2ヶはバランサーギヤの物)
B91

オイルシール、トラストワッシャー、ケーシング用Oリング
B92

角度を変えて・・・down
B93
こちらも特別傷んだ様子はありません、継続使用出来そうな様子ですが、ただオイルシールやOリングは早目の交換もありと思います。
オイルシールの中に見えるのはモリコート111?
因みに・・・
アプリリア純正部品・・・Oリング(26.7×1.8)
   パーツNo.AP0430060(¥910×2)
カート用品から
トラストワッシャー(10,1×17×1)
   パーツNo.827590(¥164)
オイルシール(10×26×7)
   パーツNo.230195(¥648×2)

ウォ-タ-ポンプ・インペラ
B97
角度を変えて・・・
B98
インペラは多少摩耗?してる様にも見えますが継続使用出来そうな状態の様です。
因みに・・・
アプリリアパーツNo.AP0222195(¥1,500) 


下は依然取り上げたこの度交換した新しい物の画像
B2
真ん中にあるウォ-タ-ポンプシャフトが10mmくらい短くて使用できませんでした。但しインペラは使用出来たのでこれを取り外して使用しました。
ただ、気になる事はウォ-タ-ポンプのオイルシールの色が、これまでバイクに装着されていた物は黒っぽく、交換した物はグレイ色と色合いが違います、他にもアイドルギヤの色も違い材質的にはどうなんだろうか?と思いましたがショップさんの話では外国製のバイクの部品には時々あるそうで”問題は無いでしょう”との事でした。
パーツNo.もアプリリア品は頭にAPが付いているだけで、それ以下の数字が同じカート部品はほぼ間違いなく同じROTAX経由の物なんでしょうね。

チェンジペダルのオイルシール・・・down
B95
裏側・・・down
B96
多少くたびれかけた感じはありますがまだ使用出来そうです。ただ、RSはギヤチェンジの頻度がかなり高いので早目の交換は必要かもしれません。


これ以外に交換した物は、ウォ-タ-ポンプを取り外したので当然クーラント液と、ギヤオイルを交換しています。
クーラント液及びギヤオイルはショップさんで用意して頂きました。
ギヤオイルは当初、 
”CASTROL UNIVERSAL” 75W-90 GL-3,4,5(部分合成油)
の予定でしたが、在庫切れだったようでその上のタイプの
”CASTROL SYNTRANS” 75W-90 GL-4+( 全化学合成油)
を使用したとの事でした。

樹脂製バランサ-ギヤ及びウォ-タ-ポンプ廻りの部品の交換を終えて・・・
私のバイクに於いては、走行距離13,900キロを走行した時点ではこれらの部品には特に不具合は感じられませんでした。
樹脂製のギヤを使用してはいますが、今のメンテナンスを継続出来れば20,000キロくらいは充分耐えうる気がします。各パーツの品質のバラつきがどの程度のものかは判りませんが充分信頼できるパーツの様な気がします。ただ、普段どの様な使い方、走行、メンテナンスを行っているかで状況は変わるかもしれません。


以上、ショップさんのほうで順調に作業も終わり、バイクを引き取った際に数キロ走ってみましたが、金属バランサーギヤに変わった上での不具合等は感じことなく、特に振動もなく問題なさそうでした。
より掘り下げた?インプレは機会があり次第、もっとじっくり走って取り上げたいと思います。

次回予告・・・チャンバー・サイレンサーの換装を記事に上げる予定です。







参考までに・・・
ショップさんで作業を依頼する上で用意した資料と作業手順です。
正規ディーラーさんでもないのに引き受けて頂いたので、自分でする時の事も考えて用意していた資料を打ち合わせと共に見て頂きました。
もっとも素人の自分が言う事も無く、見ただけで判って頂いていろいろとアドバイス頂きました。
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==== 作 業 項 目 ===
1.バランサーギヤの交換
2.ウォーターポンプのパーツ交換
3.チャンバー、サイレンサーの交換

 
 

 《 作 業 詳 細  》

先だって、外装の取り外し・・・アンダーカウル、サイドカウル、ガソリンタンク
“ギヤオイル”及び“クーラント”の抜き取り

バランサーギヤの抜き取り
 オイルポンプの取り外し、
 チェンジペダルのコネクティングロッド?の取り外し、
 クラッチカバーの取り外し
 (カバー裏のクラッチワイヤーを接続しているカムレバーに注意
  ✼クラッチはカセット式なので脱落に注意
 サークリップを取り、バランサーギヤ、アイドルギヤの取り外し
 金属バランサーギヤに樹脂製ギヤの合いマーク(ポンチ)を写し取る
  [印はしてますが合ってるかどうか確認ください]


ウォーターポンプの取り外し
 アイドルギヤを外した後、ウォーターポンプピニオン16Tを抜き取り
 ウォータポンプ右下のボルトM5×25、1本を取り外す事により、
 ウォーターポンプAssyをジャケットから抜き取る事が出来ます。
  

  ≪ウォーターポンプのパーツ交換≫
 ウォータポンプピニオンを固定していたロールピン4×16を抜き、
 トラストワッシャーを抜くことにより、インペラがシャフト毎抜き取り可能に・・・
 ケーシング内のオイルシール(10×26×7)の抜き取り、オイルシールの
 向きに注意・・・
 オイルシールをケーシングに新しい物2個に組み込み、インペラ付のシャフト
 Assyを挿入し、新しいスラストワッシャーを入れロールピンを入れスラスト
 ワッシャーが抜けない様にする。
 ケーシングの穴からモリコート111を注入する。


組み付け作業
 部品交換が終わったウォーターポンプユニットをジャケット部に差し込む。
 右下M5×25のボルトでユニットを固定しポンプピニオンを差し込む。
 カムシャフト側のバランスシャフトを組み込む前にφ18×3.5のOリングを
 入れる。
 ポンプピニオン、アイドルギヤ、金属バランスギヤを組み込む。   
 その際に、アイドルギヤ、バランスギヤの位相に注意する。
(アイドルギヤの位相は、オイルポンプを差し込み易くする為です。)
 カセット式クラッチを元の位置に差し込む。   
 クラッチカバー内のチェンジペダルのロッドが差し込まれるオイルシールを
 状況により交換する。
 クラッチワイヤーをカムレバーにセットし新しいガスケットを装着しカバー
 
をする。
 オイルポンプを復帰、吐出量を調整する合いマークを合わせ、オイルライン
 に注意。


  ギヤオイルの注入・・・600cc 
  (MOTUL TRANSOIL Expert)
   オイルポッド窓の/4~1/2の間が規定量です。 
   

 クーラント液の注入…不凍液と防蝕材は亜硝酸塩を含まない物で-35℃ま

 で機能するもの

 エアー抜きは、ラジエター左上部エンジンシリンダーヘッドに入るホース上部
 のボルトを抜く。
 リザーバータンクから注入し、ラジエター上部からクーラン度が出てくればボ
 ルトを閉め、更にシリンダーヘッドのホースから出て来た所でボルト閉め、リ
 ザーバータンクの線まで入れて終了。
   後はエンジンを掛け、停止し確認、不足分を注入 

 チャンバー、サイレンサーの交換

 ☆先だって、チャンバーの防錆塗装

 既存チャンバーを取り外し・・・
 チャンバー、エアーフィルターケースに接続される2次エアーシステムの撤去
 交換するチャンバーに、2次エアーシステムは無いのでエアーフィルターケース

 の穴をふさぐ
   
 交換後、必要な作業・・・
  キャブレターデロルトPHBH28 メインジッェト交換
  既存のサイズは、#128です。#130もしくは#132へ
  この度は#132へ
  ニードルのクリップ位置を上から2段目にする。⇒現状で2段目。
  点火時期を進角させる為に、フライホイールを外し、
    ウッドラフキーをを取り換える。 


 

=== 手 配 部 品 ===
  
 金属製バランサーギヤ   2枚1組

 アイドルギヤ28×18   1個
 
サークリップ        2種類(2個)
 カムシャフトOリング (18×3.5)
 
ウォーターポンプピニオン16T 1個
 
トラストワッシャー(10.1×17×1)1個
 
シャフトAssy(シャフト、インペラ) 1組
 
ケーシング用Oリング(26.7×1.8) 2個
 
オイルシール(10×27×7)      2個
 
クラッチケースガスケット    2枚(予備1枚)
 チェンジロッド用オイルシール(12×22×7) 1個
 
ギヤオイル MOTUL-TRANSOIL.Exprt
       1,000cc
 

 

  ≪チャンバー・サイレンサー交換用≫
GIANNELLI製チャンバー及びサイレンサー
     進角用ウッドラフキー

デロルト・PHBH用メインジェット #130、#132
     
その他、取付用ブラケット

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バイクの事・・・」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
詳しく書かれていて大変参考になります。
ウォーターポンプの分解整備で、オイルシールの内部の位置関係や、モリコート111の塗布場所や量などが知りたいところです。シャフトの接触部だけなのか、内部充填させるのでしょうか?
チャンバーの記事も楽しみにしています。

投稿: kaminari5566 | 2015年1月14日 (水) 08時22分

☆kaminari5566さん、おはようございます。^^
ウォーターポンプのオイルシールの向きですが、ショップさんで確認したところ・・・
オイルシールの形状が凹とすると、
  ギヤケース(ギヤオイル)  
   ピニオン 
  --------
   I 凹 I ←ケーシング内
   I 凹 I
  ---------
   インペラ 
  クーラント液

以上の様にクーラント側にオイルシールの平らな面が2つとも向いた形で装着されています。
多分、クーラント液側を平らな面で遮断している感じです。
モリコート111ですが、ケーシング内オイルシールの間に目一杯とは言いませんが80%?くらい入れてるようです。
もともとケーシングのこの部分には穴が開いていてオイルシールからクーラント液が漏れてきたらこの穴から外に排出されて交換の必要が判るようになっている構造の様です(よくある構造とか)
RSのエンジンのこの部分を見ると穴が開いてます。
ショップさんに聞いたところ、モリコート111にこだわる必要はないそうで、シリコングリスであれば充分だそうです。(ブレーキ廻りに使うもので充分?)
この度使用したのはワコーズのシリコングリースとの事でした。
組んだ後で充填するのでなく組み込む時に入れたみたいで、軸には薄っすらついてればいいんじゃないかと思います。
ケーシングの小さい穴からグリスを注入するのは難しいみたいで、ショップさんに言わせればそれなら液状のものを入れた方がいいそうですが組み込み時は必要ないみたいです。
オイルシールからピニオン側はギヤオイルが廻るみたいです。


 

投稿: ゾフィ | 2015年1月14日 (水) 21時51分

バランサーギア、大変勉強になりました〜!
自分がやる時は参考にさせていただきます
前から気にはなってたのですが、フィーリングはどうなんでしょう⁈
材質が金属になり歯数も増えるので、よりダイレクトでスムーズなエンジンフィーリングになるようなイメージが湧くのですが…

それにしても親切なバイク屋さんですね〜!
普通のshopなら使えるパーツで勝手に組んじゃって事後報告ですょ、多分…(笑

投稿: azuyuzu | 2015年1月14日 (水) 23時11分

☆azuyuzuさん、ギヤの交換、無事終わりした・・・^^
フィーリングを詳しくお話ししたい所なんですが、クラッチの調整しながら家の周りを数キロ走っただけで細かく語れないんですよ~^^;
私も同じ事を少し期待しているのですがまだ何とも・・・ただ、問題点も見当たらなかったのも確かです。
今週末、100キロ以上走りたいと思いますのでその後にでもまたご報告します。
作業をお願いしたショップさんのブログに上げて頂いてます。とても参考になるブログなのでよろしかったらどうぞ~
http://blog.goo.ne.jp/kurokiridingblog
記事内で大々的には上げにくいので、コメント欄で紹介します。
今回も”ロータックス”と”ピーキー”という記事で取り上げて頂きました。

投稿: ゾフィ | 2015年1月15日 (木) 20時43分

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